次世代の“研究の世界”が広がっていく架け橋となる
研究職ってどんな仕事? 研究者はどんな生活をしている? 自分の好きなことを追求している、特殊な世界?
学生のみんなが、研究室で研究者との時間を一緒に過ごすことで、それぞれの感覚で研究を経験し、研究者とは、研究職とはどういったものなのか、を導き出してもらいたいという思いからST–ARプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトでの経験を通じ、研究者を目指してみたい、研究と関わるような仕事に就いてみたいと感じる学生が出てくるかもしれない。1人でも多くの学生が研究者像、研究職とは、を近距離で体験することで、次世代の研究の世界が広がっていく架け橋となる。
そんな思いを込めて、このプロジェクトは学生(STudent)とアカデミア(Academia)を繋げる(-)ST-ARと名付け、活動を始めています。
どのような形でも、本プロジェクトに興味をお持ちいただけた方は、是非ご連絡ください。
東京大学 先端科学技術研究センター 細胞連関医科学分野 教授
代表理事 星野歩子
「研究者とは」を伝えるための橋渡し
大学生の自分が、研究室配属まで想像のつかなかった世界。 研究者の日常がもっと身近になるように願って。
高校生の頃の文理選択、理由は「生物が好き」。でもその先のことはわかりませんでした。
キャリアの一つとして研究者の生活を知ることは、きっとその人がどんな道に進むとしても、視野を広げるための財産になると確信しています。
自分はこれまでの研究室インターンのトライアルで生徒対面、実験の指導を行ってきましたが、高校生にとってどのようなことが刺激になるのか、どう結果を考察するのか、自分自身多くの学びを得る機会となっています。一つの研究アウトリーチの形として、この研究インターンシップが広まってほしい。そんな思いで、本活動を始めました。
ST-ARの名の通り、生徒、学校関係者、アカデミア、幅広い立場の方が繋がる機会となるよう、真摯に取り組んでいきます。
東京大学 先端科学技術研究センター 細胞連関医科学分野 修士二年
理事 川口万太郎